2010年 12月 29日
海外進出 |
美術界の専門家が、日本の海外進出の難しさに
言葉の問題を挙げていた。と聞いて、
海外進出で、その問題を挙げたら何も前に進まない。
ある時、私が言葉の問題でなじられていることを
カトリックの神父に話したことがある。
神父は海外で言葉の問題を取り上げて、
何かの不都合な要素となるようなことを言うのは
卑怯だ、と言ったのを思い出した。
永久ビザを取得している外国人にも、
言葉の問題はあるのだ。
更に神父はこう続けた。
まして、芸術というものには、言葉など必要なく、
世界で言葉なしに通用するものは芸術だけだ。と。
私の経験から言えば、ヨーロッパで作品を売るのに、
1.これを売りたい
2.好きか、嫌いか
3.買うのか、買わないのか
ただそれだけの問題で、相手が欲しければ、買う。
欲しくなければ、いくら安くても買わない。
またヨーロッパ人の生活には、
バクチ性というものがなく、
今買っておいて、後々儲かるかもしれない。
という考えはない。
今すぐ使えるか、飾れるか、
飾る壁がなければ、お金があっても買わない。
これが一般的な彼らの行動である。
では高額なものはどうかとなるが、
これは証券と同じで、資産的価値判断で買う。
私のドイツでの活動は、日本と同じことをしたが、
日本では全く通用しなかったので、
考え方、行動を確かめるために
ドイツに来たようなもので、
だからドイツで何一つ、戸惑うことはなく、
淡々と活動を続けただけで、
確かに辛いことはあったにせよ、
私の活動の仕方、考え方、は、
間違っていなかったと信じている。
日本人はものごとを深刻ぶって考え過ぎる。
もっと楽な気分でやった方がいい。
アートフェアに出展している日本のギャラリーを覗いても、
固さが目立つ。
難しいことは簡単に動くことで、客も友人だと思うことである。
言葉の問題を挙げていた。と聞いて、
海外進出で、その問題を挙げたら何も前に進まない。
ある時、私が言葉の問題でなじられていることを
カトリックの神父に話したことがある。
神父は海外で言葉の問題を取り上げて、
何かの不都合な要素となるようなことを言うのは
卑怯だ、と言ったのを思い出した。
永久ビザを取得している外国人にも、
言葉の問題はあるのだ。
更に神父はこう続けた。
まして、芸術というものには、言葉など必要なく、
世界で言葉なしに通用するものは芸術だけだ。と。
私の経験から言えば、ヨーロッパで作品を売るのに、
1.これを売りたい
2.好きか、嫌いか
3.買うのか、買わないのか
ただそれだけの問題で、相手が欲しければ、買う。
欲しくなければ、いくら安くても買わない。
またヨーロッパ人の生活には、
バクチ性というものがなく、
今買っておいて、後々儲かるかもしれない。
という考えはない。
今すぐ使えるか、飾れるか、
飾る壁がなければ、お金があっても買わない。
これが一般的な彼らの行動である。
では高額なものはどうかとなるが、
これは証券と同じで、資産的価値判断で買う。
私のドイツでの活動は、日本と同じことをしたが、
日本では全く通用しなかったので、
考え方、行動を確かめるために
ドイツに来たようなもので、
だからドイツで何一つ、戸惑うことはなく、
淡々と活動を続けただけで、
確かに辛いことはあったにせよ、
私の活動の仕方、考え方、は、
間違っていなかったと信じている。
日本人はものごとを深刻ぶって考え過ぎる。
もっと楽な気分でやった方がいい。
アートフェアに出展している日本のギャラリーを覗いても、
固さが目立つ。
難しいことは簡単に動くことで、客も友人だと思うことである。
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by fromberlin
| 2010-12-29 16:27
| アート活動