2011年 05月 29日
福島、アートフェアのことなど |
「福島」を差別用語にしてはならない。
と考えるのは私だけではあるまい。
今、世界で日本を語るのに
福島というのが手っ取り早いようで、
日本と言えば福島となる。
しかし、良い意味でそのようになっているのであれば
何も危惧しないのだが、
原発事故では返す刀がない。
それも放っておけば消滅するかと言えば、
多分永久に未解決かもしれない。
私事だが、震災後、津波をモチーフに描けないかと考えていて、
やっと今日それが完成した。
タイトルはそのまま、「Tsunami」。
描き終わってこれでやっと6月のArt-ZENに専念できる。
また、海外出品相談所の今後として、
ドイツ国内のアートフェア、
ベルリン近郊を中心に展開していきたいと考えている。
小さいアートフェアであっても私達の特色を打ち出していきたい。
昨日たまたまケルン参加者の一人の絵を一年ぶりで見たが、
全く変化がなかったのに少しガッカリした。
「吸収力が足りないな」と思ったが、
若い人は今までの、つまりせっかくベルリンに来ているのだから
日本での作り方を捨てて見ることも大切である。
そして新しく芸術観を組み替えていくことである。
もう一つ、昨日日本から来た人がおもしろいことを言っていた。
日本のアートフェアのお客は学生やアーティストだけで、
絵を買うような人は来ないと言う。
それが海外のアートフェアと全く違うと。
それは全くその通りで、
そのことについて日本のアートビジネス関係者は
真摯に考えねばならない。
P.S.
6月はバーゼルに専念しますので
何かと参加者に不自由を掛けるかもしれません。
ご協力よろしくお願い致します。
と考えるのは私だけではあるまい。
今、世界で日本を語るのに
福島というのが手っ取り早いようで、
日本と言えば福島となる。
しかし、良い意味でそのようになっているのであれば
何も危惧しないのだが、
原発事故では返す刀がない。
それも放っておけば消滅するかと言えば、
多分永久に未解決かもしれない。
私事だが、震災後、津波をモチーフに描けないかと考えていて、
やっと今日それが完成した。
タイトルはそのまま、「Tsunami」。
描き終わってこれでやっと6月のArt-ZENに専念できる。
また、海外出品相談所の今後として、
ドイツ国内のアートフェア、
ベルリン近郊を中心に展開していきたいと考えている。
小さいアートフェアであっても私達の特色を打ち出していきたい。
昨日たまたまケルン参加者の一人の絵を一年ぶりで見たが、
全く変化がなかったのに少しガッカリした。
「吸収力が足りないな」と思ったが、
若い人は今までの、つまりせっかくベルリンに来ているのだから
日本での作り方を捨てて見ることも大切である。
そして新しく芸術観を組み替えていくことである。
もう一つ、昨日日本から来た人がおもしろいことを言っていた。
日本のアートフェアのお客は学生やアーティストだけで、
絵を買うような人は来ないと言う。
それが海外のアートフェアと全く違うと。
それは全くその通りで、
そのことについて日本のアートビジネス関係者は
真摯に考えねばならない。
P.S.
6月はバーゼルに専念しますので
何かと参加者に不自由を掛けるかもしれません。
ご協力よろしくお願い致します。
▲
by fromberlin
| 2011-05-29 14:36
| アート活動