2012年 08月 25日
原発とメディア |
朝日新聞に連載で「原発とメディア」というのがある。
それを読むと、原発をつくっていく過程で
莫大な利権が生まれてくることを書いている。
特に、福島、福井、青森の原発が多くあるところは
政党(自民党)政治家、県知事、
そして自治体の長とゼネコン、
この構図が莫大な利権を得ているようだが、
中々そのシッポをつかまえるのが大変であることを書いている。
チェルノブイリの事故があった時、
小説家水上勉は出身地福井県大飯町にいたと言う。
そこで氏は原発立地の老人達に取材をして歩いたそうだ。
福井県知事の中川平太夫に質問している。
水上勉が「安全信仰に楽天性がないか」と問うと
中川は「チェルノブイリもよそごとではない。
今自分は合掌するしかないんですよ。村上さん。
操作に当たっておられる技師さんにミスがないよう、
拝む気持ちで」と答えた。
(原発とメディア 216 福井・若狭湾29)
水上勉は「あなたも合掌組でしたか」
と思わず言ってしまった。と言う。
最後に
「村の年寄りが人世の達観者のように思えて戦慄している」
とあった。
つまり、原発推進者もチェルノブイリ事故以来
原発は危険だというのはわかっていたが、
彼ら自身もどうすることも出来ず拝んでいるだけだった。
特に立地地区の年寄りは・・・。
それを読むと、原発をつくっていく過程で
莫大な利権が生まれてくることを書いている。
特に、福島、福井、青森の原発が多くあるところは
政党(自民党)政治家、県知事、
そして自治体の長とゼネコン、
この構図が莫大な利権を得ているようだが、
中々そのシッポをつかまえるのが大変であることを書いている。
チェルノブイリの事故があった時、
小説家水上勉は出身地福井県大飯町にいたと言う。
そこで氏は原発立地の老人達に取材をして歩いたそうだ。
福井県知事の中川平太夫に質問している。
水上勉が「安全信仰に楽天性がないか」と問うと
中川は「チェルノブイリもよそごとではない。
今自分は合掌するしかないんですよ。村上さん。
操作に当たっておられる技師さんにミスがないよう、
拝む気持ちで」と答えた。
(原発とメディア 216 福井・若狭湾29)
水上勉は「あなたも合掌組でしたか」
と思わず言ってしまった。と言う。
最後に
「村の年寄りが人世の達観者のように思えて戦慄している」
とあった。
つまり、原発推進者もチェルノブイリ事故以来
原発は危険だというのはわかっていたが、
彼ら自身もどうすることも出来ず拝んでいるだけだった。
特に立地地区の年寄りは・・・。
by fromBerlin
| 2012-08-25 11:01
| 社会