2010年 05月 01日
サイン |
絵を見る時:これは鑑定の時のようなものになるが、
「絵の裏を見ろ」と言われている。
裏を見ると、その絵のことが解る。
実は絵の裏には多くのその絵の歴史が隠されている。
つまり一つは、いつ描いたか、これは作者のサイン等で。
どのように動いたか。
これは良く、ギャラリーや税関を通ったか、
あるいはオークションか。
等、色んなことが記載されていることがある。
もちろん全部ではない。
また、キャンバスの木で、
その時代背景や作者の制作の様子まで見える時さえある。
それらのことに作者や絵の真実というものが見える。
海外出品相談所の参加者のみなさんの絵の裏はきれいである。
それと、みなさんは絵の裏を汚さないように、
大事にしているようだ。
ところが昔の人達は、絵の裏に自分の証しを
はっきりと書きこんだものである。
その結果、強さが画面からだけではなく、
キャンバスという物体から出てくるような気がした。
さらに今回、画面にサインを入れない人が多かった。
過去の誰かの例や流行でそうしているのかもしれない。
また、サインをすると画面がこわれてしまう。
という考えもあるかもしれない。
ある時、私もサインについてどうすれば良いか考えたこともある。
サインをしてしまってから画面の向きを変えて、額に入れたこともある。
抽象画は特にそれが難しいように思うが、
しかし、サインは入れるべきだと考えに至った。
ある時、ルドンの絵のサインを見て、非常に参考になった。
参加者のみなさんもサインを入れることを心がけた方が良い。
つまり、サインを入れない絵は作者の弱さが表れているように思える。
日本人は、曖昧さや弱さを美徳と考えるところがあるが、
果たしてそれがどの位受け入れられるか、と言えば、
狭い範囲でしかない。
PS:次はカタログバーゼルであるが、
既に参加者(掲載者)の作家の中に
他のギャラリーからの問い合わせや個展の話は出ている。
4月30日は、2回目のグループ展のバニサージである。
6月4日からは意外な展覧会をする。
TERADAでなければ取り上げないだろう。
「絵の裏を見ろ」と言われている。
裏を見ると、その絵のことが解る。
実は絵の裏には多くのその絵の歴史が隠されている。
つまり一つは、いつ描いたか、これは作者のサイン等で。
どのように動いたか。
これは良く、ギャラリーや税関を通ったか、
あるいはオークションか。
等、色んなことが記載されていることがある。
もちろん全部ではない。
また、キャンバスの木で、
その時代背景や作者の制作の様子まで見える時さえある。
それらのことに作者や絵の真実というものが見える。
海外出品相談所の参加者のみなさんの絵の裏はきれいである。
それと、みなさんは絵の裏を汚さないように、
大事にしているようだ。
ところが昔の人達は、絵の裏に自分の証しを
はっきりと書きこんだものである。
その結果、強さが画面からだけではなく、
キャンバスという物体から出てくるような気がした。
さらに今回、画面にサインを入れない人が多かった。
過去の誰かの例や流行でそうしているのかもしれない。
また、サインをすると画面がこわれてしまう。
という考えもあるかもしれない。
ある時、私もサインについてどうすれば良いか考えたこともある。
サインをしてしまってから画面の向きを変えて、額に入れたこともある。
抽象画は特にそれが難しいように思うが、
しかし、サインは入れるべきだと考えに至った。
ある時、ルドンの絵のサインを見て、非常に参考になった。
参加者のみなさんもサインを入れることを心がけた方が良い。
つまり、サインを入れない絵は作者の弱さが表れているように思える。
日本人は、曖昧さや弱さを美徳と考えるところがあるが、
果たしてそれがどの位受け入れられるか、と言えば、
狭い範囲でしかない。
PS:次はカタログバーゼルであるが、
既に参加者(掲載者)の作家の中に
他のギャラリーからの問い合わせや個展の話は出ている。
4月30日は、2回目のグループ展のバニサージである。
6月4日からは意外な展覧会をする。
TERADAでなければ取り上げないだろう。
by fromberlin
| 2010-05-01 20:12
| アート