2017年 06月 24日
築地問題 |
小池百合子東京都知事の「築地はまもる」「豊洲は活かす」
という結果を出したことに
選挙戦目当ての八方美人型発送というが、
案外これはおもしろい結果を作り出すのではないかと思っている。
大抵の人はそんなばかな事と言っているが、
東京オリンピックを終わっての5年後の物流の仕組みは
果たして今と同じかと言えば、
おそらく全く違う方向になっているのではと思う。
その第一の理由はITにつきる。
第二は消費者と卸の関係ももはや変わりつつある。
この二つから見るだけで、
今までの築地一辺倒の卸組合の組織そのものの在り方が古いものになり、
機能不足を起こすのではないか、
という危惧を持つ。
そうすると、築地を新たな食の基地とする一方、
新しい形の流通の仕方も考えた方が良くなる。
つまり、既存の卸組合ではできないやり方がそこに登場するようになってくる。
これが都民、国民とのバランスのとれた流通機能を発揮するのではないかと思う。
但し、小池さんはそこについて詳しく分かっていないと思う。
by fromBerlin
| 2017-06-24 20:06
| 社会