2012年 11月 20日
原発13 デモ |
「原発・未来のエネルギーを考える」
というテーマは絵にするには難しいのかもしれない。
私は8月に「レター未来へ」というテーマで個展をしたが、
これは原発を取り上げた作品を中心としたもので成功だった。
その余勢をかっての今回の
「原発・未来のエネルギーを考える」となった。
大分昔の話になるが
東南アジアのどこかの国の子供が、
環境をテーマにした絵で
真黒いドブ川のような絵を描いていた。
あの作品には強烈な印象を持った。
素直な目、素直な描写が
生き生きした画面になっていた。
私は今回の「原発・未来のエネルギーを考える」
のテーマでそうしたものを期待していたのかもしれないが、
どうも大人の人達はひねり過ぎるきらいがあるのではないか
と最近になって思っている。
実際の話、募集と同時に
申込者は殺到するのかと思ったが、さにあらず、
これでは全員受賞の対象になる可能性ある。
毎週、首相官邸で繰り広げている
原発反対のデモほど
国民はそれほど原発のことを考えていないんだなあ、
と思った。
樺美智子さんが亡くなった安保反対デモと比べたら
今のデモはレジャーの一つのように見えてくる。
私が19才の時、
気仙沼の叔父とテレビで東大紛争を見ている時、
叔父は
「本気でやるなら鉄砲でも持って来てやるんだ」
と言ったことを思い出す。
叔父は大人しい何一つ文句を言わない人だったのに。
今の私の活動の根底にはあの時の叔父の言葉が影響している。
というテーマは絵にするには難しいのかもしれない。
私は8月に「レター未来へ」というテーマで個展をしたが、
これは原発を取り上げた作品を中心としたもので成功だった。
その余勢をかっての今回の
「原発・未来のエネルギーを考える」となった。
大分昔の話になるが
東南アジアのどこかの国の子供が、
環境をテーマにした絵で
真黒いドブ川のような絵を描いていた。
あの作品には強烈な印象を持った。
素直な目、素直な描写が
生き生きした画面になっていた。
私は今回の「原発・未来のエネルギーを考える」
のテーマでそうしたものを期待していたのかもしれないが、
どうも大人の人達はひねり過ぎるきらいがあるのではないか
と最近になって思っている。
実際の話、募集と同時に
申込者は殺到するのかと思ったが、さにあらず、
これでは全員受賞の対象になる可能性ある。
毎週、首相官邸で繰り広げている
原発反対のデモほど
国民はそれほど原発のことを考えていないんだなあ、
と思った。
樺美智子さんが亡くなった安保反対デモと比べたら
今のデモはレジャーの一つのように見えてくる。
私が19才の時、
気仙沼の叔父とテレビで東大紛争を見ている時、
叔父は
「本気でやるなら鉄砲でも持って来てやるんだ」
と言ったことを思い出す。
叔父は大人しい何一つ文句を言わない人だったのに。
今の私の活動の根底にはあの時の叔父の言葉が影響している。
by fromBerlin
| 2012-11-20 17:34
| アート活動