2012年 09月 07日
不満と自己嫌悪 |
芸術家の不満と自己嫌悪の終着駅はないようだ。
たとえ今日それらを仮に解決しても
明日また同じことが起こるだろう。
つまり芸術家にとって不満と自己嫌悪は
時間のようなものだと言える。
芸術家はそれらに、
つまり不満と自己嫌悪の上に乗っているのだ。
それが芸術家の思考の範疇にあるのではなく
芸術家自身と対峙する形であるのだと考えるのがいい。
芸術家は対峙する不満と自己嫌悪を目の前にして
いつも日常生活の中でも、
あたかもそれが自分の忌まわしい障害のように捉えながら
本当はそれに甘んじながら、
案外心地よさも手伝って、
一人だけの世界に生きているという感覚がある。
たとえ今日それらを仮に解決しても
明日また同じことが起こるだろう。
つまり芸術家にとって不満と自己嫌悪は
時間のようなものだと言える。
芸術家はそれらに、
つまり不満と自己嫌悪の上に乗っているのだ。
それが芸術家の思考の範疇にあるのではなく
芸術家自身と対峙する形であるのだと考えるのがいい。
芸術家は対峙する不満と自己嫌悪を目の前にして
いつも日常生活の中でも、
あたかもそれが自分の忌まわしい障害のように捉えながら
本当はそれに甘んじながら、
案外心地よさも手伝って、
一人だけの世界に生きているという感覚がある。
by fromBerlin
| 2012-09-07 09:32
| 作品制作について