2012年 08月 06日
ドイツの文化事業 |
ドイツは文化事業(美術館等)の予算を
削減にかかっているし、
今まで芸術品に対する消費税は7%だったが
一般商品と同じ19%にすることとなった。
この状態は日本とあまり変わりはない。
消費税率は大きな開きがあったにせよ。
そこでこうした文化事業に対する予算の削減が
正しいのか、となると
私はあえて「正しい」と言うことにする。
しかし、予算をゼロ、0にすることは出来ない。
ある程度の予算をつけなければならない。
そこで足りない分に関して、
各文化事業で運営のための創意工夫が必要である。
それをつくづく感じたのは先日
東洋美術館(ベルリン)側との
ミーティングを終えてでのことだった。
今、ベルリン市内に散らばっている美術館を
美術館が集合するミッテの
ミュージアムインゼル、美術館島に
集めてしまう工事に取り掛かっている。
そうなると人気のない所、
ある所の差が歴然となることは間違いない。
次はどうなるか、となると
人気のない所は廃館となる。
いや、政府は廃館にしたいのではないか、
と思っている。
それと、予算の削減は正しいと言うのと
矛盾するのではないかとなるが、
そこで人気のない美術館の経営努力が
必要となってくる。
これは運営ではない。
経営である。
これからはこうした弱い立場の美術館に
民間会社から経営のプロを投入することが
必要である。
このことは日本の公共美術館にもあてはまる。
いつまでも国の負担に寄りかからず、
自己運営努力が必要である。
逆にそれは社会の活力となっていく。
P.S.
今日はLeipzigで打ち合わせ。
ところで最近のベルリン近郊の天気は
雷と強い雨がしょっちゅうで、
家の近くの大木が雷に打たれたのか
無残な姿となっていた。
雷がなったら大木の側にはいかないこと。
削減にかかっているし、
今まで芸術品に対する消費税は7%だったが
一般商品と同じ19%にすることとなった。
この状態は日本とあまり変わりはない。
消費税率は大きな開きがあったにせよ。
そこでこうした文化事業に対する予算の削減が
正しいのか、となると
私はあえて「正しい」と言うことにする。
しかし、予算をゼロ、0にすることは出来ない。
ある程度の予算をつけなければならない。
そこで足りない分に関して、
各文化事業で運営のための創意工夫が必要である。
それをつくづく感じたのは先日
東洋美術館(ベルリン)側との
ミーティングを終えてでのことだった。
今、ベルリン市内に散らばっている美術館を
美術館が集合するミッテの
ミュージアムインゼル、美術館島に
集めてしまう工事に取り掛かっている。
そうなると人気のない所、
ある所の差が歴然となることは間違いない。
次はどうなるか、となると
人気のない所は廃館となる。
いや、政府は廃館にしたいのではないか、
と思っている。
それと、予算の削減は正しいと言うのと
矛盾するのではないかとなるが、
そこで人気のない美術館の経営努力が
必要となってくる。
これは運営ではない。
経営である。
これからはこうした弱い立場の美術館に
民間会社から経営のプロを投入することが
必要である。
このことは日本の公共美術館にもあてはまる。
いつまでも国の負担に寄りかからず、
自己運営努力が必要である。
逆にそれは社会の活力となっていく。
P.S.
今日はLeipzigで打ち合わせ。
ところで最近のベルリン近郊の天気は
雷と強い雨がしょっちゅうで、
家の近くの大木が雷に打たれたのか
無残な姿となっていた。
雷がなったら大木の側にはいかないこと。
by fromBerlin
| 2012-08-06 20:13
| 美術界について